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「Q上田A古田 プロ野球で活躍する逸材とは? / 古田 敦也、上田 晋也」の感想・あらすじ

2024/02/02
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感想

古田さんは知識が豊富で、バッティングなどを理論的に説明できる素晴らしい野球人であると改めて思った。
ただ、書籍としては全体対的にあまり面白くなかった。
上田さんのツッコミはいつものキレがないように感じた。

飛ばないボールでもホームランを打てる打者

2022年は少し飛ばないボールだったため、全体的にホームランが少なかった。
村上選手や山川選手も以前よりは飛ばなくなったが、飛ばないボールだからと投手が勝負してくれたのでホームランが量産された。
2011年の中村選手も同じである。

通常の打者は初球と2球目に同じ球を狙う

打者が何かの根拠があって初級を直球狙いにしたとする。
そこで変化球が来て見逃したら、通常の打者はまた直球を狙う。

だからタイミングがあっていない見逃しだった場合、2球目は真ん中の変化球のサインを出すのが普通である。
ただし、それを打たれた場合はその打者を「根拠なく狙い球を変えるタイプ」と分類する必要がある。

セリーグでの8番打者の狙い球

自分が8番打者で2アウト2塁のとき、次の打者は投手なので捕手は初級にフォークなどの変化球を要求する。
普通はボールになるが、たまにフォークが落ちきらずに真ん中にきたりするのでそれを狙う。
これが根拠のある予測である。

同じケースだが試合終盤で次に代打の切り札が控えている場合、歩かせたくないのでストライクを取れるボールしか投げてこない、という予測に変わる。
そのストライクを取れる球を狙う。
3番打者の場合も、次が4番なので同じようにカウント球を狙う。

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