「「相対性理論」を楽しむ本 / 佐藤 勝彦」の感想・あらすじ
2024/02/03
点数
73点
感想
特殊相対性理論(等速直線運動限定の話)は理解できるが、一般相対性理論(加速度運動も考慮した話)は難しい。
アインシュタインは天才だと思う。
主な内容
- 動いているものは縮んで見える
- 自分が動いた時には、止まっている方が縮んで見える
- スピードが上がると重くなる
- 動いているものは、時間の進みが遅くなる
- お互いに等速直線運動している場合、相手の時間を遅れていると思うのは、相手の過去を見ているから、とも考えられる
- 光の速度は一定で、速度合成の法則が当てはまらない
- 時間と空間は密接に結びつき、お互いに影響しあって変化する
- どんな物質でも、質量をわずかでも持っている限りは、光速まで加速することができない
- 光は質量が0だから光速で動ける
- エネルギーが質量に変わる、これは質量保存の法則とエネルギー保存の法則に矛盾する
- 等速直線運動は相対的だが、加速度運動は相対的ではない
(止まっているものは加速度運動しているものの時間の進み方を「自分より遅い」と思い、逆に加速度運動するものは止まっているものを見ると「自分より早い」と思う) - 重力は加速度運動はしているのと同じ(等価原理)
- 重力とは時空のゆがみがもたらす現象
- ボールをのせるとトランポリンの表面がゆがむように、物質があるとその周囲の時空はゆがむ
- 加速度運動しているものは、等速直線運動(止まっているものも含む)しているものより時間の進みが遅くなる
- 重力の影響を受けているものは、影響を受けていないものより時間の進みが遅くなる