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「孤独の宰相 〜菅義偉とは何者だったのか〜 / 柳沢 高志」の感想・あらすじ

点数

82点

感想

菅総理の手腕や苦悩がわかりやすく書かれていて、なかなかの良書であった。

総理としてはたった1年の在任期間であったが、しっかりと実績を残しているのが素晴らしい。
当時は新型コロナウイルスへの対応が批判されていたが、ワクチンの効果もあり徐々に感染者数が減少していったので、菅総理の判断は決して間違っていなかったと思う。
小池都知事や尾身分科会長は、一方的に慎重意見を言うだけで経済のことは考慮していないため、自分勝手で卑怯な感じを受けた。

全てを鵜呑みにするのは危険だが、この書籍の印象では岸田さんよりも菅さんの方が総理にふさわしい政治家である。

好き嫌い・敵味方がはっきりしていた。
好き・味方:二階俊博、河野太郎、小泉進次郎、公明党
嫌い・敵:岸田文雄、小池百合子、尾身茂

第1章:”令和おじさん”の誕生

第2章:辞任ドミノの衝撃

第4章:第99代総理大臣

第5章:コロナとの苦闘

第6章:なぜ総理の言葉は届かなかったのか

第7章:苛烈な”菅おろし”

第8章:最後の10日間

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