「落語って、こんなハナシ / 春風亭 昇太」の感想・あらすじ
2024/02/02
点数
73点
感想
「落語とはなにか」が書いてあったが、内容が薄かった。
自分でもっと調べる必要があると思う。
落語の語源
オチのある噺⇒落とし噺⇒落語
上下(かみしも)を切る
ある人物のときに右を向いて喋りかけたら、もう一方の人物のときは左を向いて受けるなど、首や体の角度を変えて複数の人間のやりとりを表現している。
これは「上下(かみしも)を切る」という基本的な技法のひとつ。
新作落語
新作落語といっても、時代設定が江戸というものも珍しくない。
噺の内容ではなく、書かれた時代によって古典と新作に分けられている。
一応、昭和に入ってから創作されたものを新作落語としているものの、いつからが新作かというと明確な線引きはなく、境界線は曖昧なものになっている。
上方落語と江戸落語
大阪の落語は上方落語、東京の落語は江戸落語、ともいう。
上方落語の「時うどん」は三代目柳家小さん師匠が東京で話すときにそばに変えたことで、東京では「時そば」として定着した。
芝浜のあらすじ
- 働かない亭主が大金の入った財布を拾った。浮かれた亭主は泥酔して寝てしまう。
- 女房は翌朝、すべては夢だったと嘘をつく。
- その後、亭主は酒を絶ち真面目に働くようになる。
- 3年後、女房が真実を告げると、亭主は礼を言った。女房が酒を勧めると「また夢になるといけねぇ」と杯を置いた。