点数
66点
感想
著者の主観・仮説が書かれていて、どこまでが真実かわからない内容が多く、あまり面白くなかった。
それでも著者の坂本龍馬に対する情熱が伝わってきて、ここまで1人の人物に没頭できる著者を羨ましく思う。
また、もう一度「竜馬がゆく」の原作をを読んだり、坂本龍馬関連の映像を見たくなった。
それだけでも読んだ価値は十分にあったと思う。
主な内容
- 著者は18歳の時に「竜馬がゆく」を読み、坂本龍馬に魅了された。
- かつて「なめたらいかんぜよ」という流行語があったが、ある女性は「土佐の女はあんな言い方はしない」と否定し、「土佐の女はなめたらいくぜよ」と言った。
- 日本の方言は海に近いほど難解になる。なぜなら、利潤を守るために企業秘密であるノウハウを他人に知られないように同族だけに伝える必要があったため。
- アメリカで南北戦争があったため、日本はアメリカの圧力から逃れることができた。
また、南北戦争終了すると武器余ってため価格が暴落し、それを上海から薩摩長州に渡った。