「歴史街道2021年6月号 幕末京都の真実」の感想・あらすじ
2024/02/02
点数
71点
感想
1863年8月18日の政変で長州が京都から追い出されてから1868年に鳥羽・伏見の戦いが始まるまでの5年間、京都ではさまざまなことが起こったということがよくわかる内容だった。
途中までは徳川慶喜が優勢だったのに、一気に崩れていった印象。
後半の後半のルンガ沖海戦も、なかなか面白い内容だった。
ルンガ沖海戦
- 田中頼三少将が率いる第二水雷戦隊は、駆逐艦8隻でガダルカナル島へ物資を届けるよう命じられた。
- ドラム缶をロープで数珠繋ぎにし、ガダルカナル海岸近くで海に投下するという任務であった。
- しかし、途中で待ち受けていたアメリカ艦隊と交戦、勝利したが任務は遂行できなかった。
- アメリカは田中に高評価を与えているが、海軍上層部は「輸送任務を果たさなかったうえ、後方から指揮して真っ先に退避した」と酷評し田中を司令官から解任した。